国産小麦と天然酵母でチャパッタを作る
チャパッタはイタリアのパンで最近日本でも日常的に見かけるようになりました。
特徴として 作る時に生地にストレスを加えないので、小麦粉の味がしっかり残り
ます。
国産小麦で作ると、とても味の良いチャパッタが出来ます。
ご家庭で作るには、器材を揃えないとならないので、ちょっとハードルが高い気もしますが、器材が有れば作れます。
ご興味の有る方は、作ってみて下さい。
パニーニのように具材を挟んで食べても美味しいです。
材料
国産小麦 400g
塩 7.2g
オリーブオイル 20g
酵母生種 24g
水 256g
作り方
チャパッタを家庭で作る時には、
回転数の早いニーダーを使う必要が有ります。
水分量が多いので、回転数が早くないとまとまりません。
1. 材料をすべてニーダーに入れて 混ぜます。
(使用する水の温度は 氷を使い0℃に近くします。)
初めに低速で、粉に水分を十分含ませ、
その後高速をかけます。 機種にもよりますが、
5分程かけます。
2. 生地の状態を見て、薄く生地が繋がる迄、捏ねます。
生地が上手に繋がりましたら、容器に取り、
生地の捏ね上げ温度を計ります。
3. 温度が25~28℃くらいでしたらそのままで
それ以上高ければ、冷蔵庫で冷やします。
4. 保冷温庫を28度に設定します。
5. 12時間以上かけて発酵させます。
6. 生地の上面に変化が出て来ましたら、
容器から出して、分割をします。
7. 生地がとても柔らかく、ベトベトと手に付きます。
手粉を十分に使い、上手く生地の分割をして下さい。
8. 80gに分割した生地を四方から折りたたんで、細長い形にします。
そして、生地の奇麗な面を上にして、ベンチタイムを30分程取ります。
(この時間は、温度により異なります。)
9. 指に粉を付けながら、生地を伸ばしていきます。
8㎝×12㎝くらいの大きさに伸ばします。
10. 天板に間隔をとって載せます。
11. 最終発酵させます。35℃50分~60分。
12 スプレーをたっぷりかけてオーブンに入れます。
家庭用のオーブンの温度を最高にしてください。
20分程焼き色を見ながら焼きます。
オーブンによって随分違いが有ります。
出来ればオーブンメーターを使いオーブンの庫内温度を計ってください。
13. 状態を見て焼き上がりです。
食べ方
焼き上がり直ぐの時はそのままで食べても美味しいです。
冷めましたら、一日くらいはそのままで食べられます。
次の日以降は、トーストをしてオリーブオイル等お好みの物をつけて食べる。
●冷凍耐性が良いので家庭の冷凍庫でも1か月程冷凍出来ます。
自然解凍で時間もかからず便利です。