胃もたれの原因
暴飲暴食
一定時間に胃が消化する量を超えてくると、胃が悲鳴を上げます。
同じ量を食べても、消化の良い物と悪い物が有ります。
脂分の多い、から揚げ、天ぷら、ステーキなどは、消化に時間がかかります。
反対に ゆで卵、刺身、ご飯やパンの炭水化物類は比較的消化が良いです。
消化に時間のかかる物ばかりを沢山食べると、胃もたれの原因になります。
お酒については、【純米酒】を飲むと胃もたれの程度が軽減されます。
これは私の夫が実際に経験した事です。
酒好きで晩酌を欠かしたことが有りませんでした。
美味しい! と言って 【純米酒】をいつも飲んでいました
たまに アルコール添加のお酒を飲むと、次の日の朝、「胃が重たい」とよく言っていました。
【純米酒】の場合はそれが有りませんでした。
*もともと昔はすべて【純米酒】だったのです。
お酒は 米 麹 酵母 水 で作られますので。
第二次世界大戦の折の食糧難で 酒造りにアルコールを添加して
量を増やしたのが元です。*
一般に普通のお酒を、その人の規定以上飲めば、胃もたれの範囲を超えてしまいます。
暴飲暴食は自分で気を付ければ防ぐ事はできます。
沢山食べてしまったら、少しの間 嫌な気分を我慢するしかないです。
ストレス
ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れ、胃の本来の働きが悪くなり、食べ物を小腸に送る機能が低下します。
胃は本当にストレスに弱く、大きなストレスがかかると、穴が空くと良く言われています。
加齢
加齢により胃の機能が低下して、食べ物を消化して小腸に送り出すまでの時間がかかりすぎ、長く胃に残る事になります。この事が原因で胃もたれを起こします。
加齢ばかりは 何とも防ぎようが有りませんが、高齢者が常に胃もたれの常習者とも思えません。
暴飲暴食をしなければ、普通はそれ程胃もたれもしない生活がおくれると思います。
妊娠
こちらは 嬉しいの一言です。
しかし 本人は大変な思いをしています。
人により 程度は様々で 胃もたれなどみじんも無い人から
常に床に伏し、入院まで余儀なくされる人もいます。
「随分不公平だな~ぁ」 と 思っていました。
かなり思い胃もたれを経験しました。
食べ物は のどに通らないし、もちろん起きる事はできませんでした。
そして、不安がいっぱい。「こんな事で大丈夫かしら?」と思い続けていました。
これも一定の時期が過ぎれば、すっかり回復し、何にもなかったような気になります。
パンを食べて胃もたれ!
パンやご飯は比較的、胃もたれのしない部類に入っています。
消化が良いと言われています。
パン粥 や ご飯のお粥は離乳食や 病人食です。
でも最近のパンについては、離乳食の中から外されました。
消化が良くないと言われてきているのです。
理由は、添加物の多さです。
市販されているパンの多くはスーパーマーケットやコンビニ、等での販売です。
これらが市場の80%ほどを占めているので ほとんどの人達はこのような添加物の入ったパンを食べているのです。
以前いらした、 お客様の話です。
胃もたれが治らなくて病院に行ったら、お医者様に
「天然酵母で添加物の無いパンを食べなさいに」と言われて、買いに来ました。と・・
そして 「最近パンを食べて胃もたれがする人が多いのです。」とも言われましたと。
以前よく聞いた話では、「夫はパン嫌いなんです、でもこのパンは食べられるというんです。」
人により、添加物が全く影響しない人もいると思います。
しかし一定の割合で 添加物が原因で胃に負担のかかる人もいます。
自分がどちらだか分からない人も 胃が変だったら、ちっとパンを変えてみるのも
良いかもしれません。
これはパンだけではないけれど、 最近余りにパンの添加物が多いので。
国が許可している添加物ですが、摂取する事によって活性酸素を発生させ
腸内の善玉菌を減らします。
少しでも添加物の摂取を減らすようにしたいですね。